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svchost.exe (netsvcs) メモリリーク対応 KB3050265

svchost.exe (netsvcs) メモリリーク対応 KB3050265

数ヶ月前から以下の障害が複数のPCで発生しています。

・Windows7のWindowsUpdate実行時にsvchost.exe (netsvcs) サービス名(wuauserv)がメモリを消費し続け、ディスクスワップの発生によりPCの動作が重くなる。

・搭載メモリが2GB程度のPCでは、WindowsUpdate実行時svchost.exe (netsvcs) のメモリ消費によって 使用可能メモリが0KBになりフリーズやエラーが発生することがある。

通常、WindowsUpdateのサービスはバックグラウンドで実行されていますから、クライアントPCを操作しているお客様には分かりません。

PC起動時や業務中に突然PCの動作が重くなり、アプリケーションの使用に支障がでることで障害として認識します。

WindowsUpdateのサービス(wuauserv)を停止すれば一時的に問題は解消しますが、これではUpdateが実行できないので根本的な解決にはなりません。

搭載メモリが2GBのPCで確認したところ、svchost.exe (netsvcs)による必要メモリが増え続けてディスクスワップが発生する様子がわかります。

画像の説明

搭載メモリが4GBのPCでも多くのメモリを消費しています。

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関連したプロセスやその他実行されているサービスの影響、テンポラリやログファイルの消去、システム復元の無効、NICドライバの更新や設定を見直しますが、これらが原因では無さそうです。

検証をしてみたところ、新規にOSをインストールした状態でも同症状が発生することがわかりました。※正確には最初のWindowsUpdateでKBが一つインストールされます。

メモリ搭載量の少ないPCについては、メモリ増設でとりあえずの対応は可能ですが、OS自身の問題である可能性が高いので、原因の解決には修正プログラムの提供を待つしかありませんでした。

そして、この問題の解決策として2015年06月に修正プログラム KB3050265 がリリースされました。WindowsUpdateに失敗するPCでは以下のリンクから直接ダウンロード・インストールすることができます。

32bit版
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=47352

64bit版
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=47351

KB3050265を適用した結果メモリリークが解消されます。

画像の説明

昔の2k・XPの時代から最新OSまで、バックグラウンドで動作する特定のサービスなどの障害により、メモリリークが発生することがあります。

今回の障害をマイクロソフトがどの時点で把握していたのか分かりませんが、日本のサイトよりも海外のサイトで多く議論されていたようです。メモリリークによる障害は業務に与える影響が大きくなりますから、メーカーには問題の把握と対応を迅速におこなう事が求められます。

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